⭐️髪は、キューティクル、コルテックス、メデュラで出来ている!!
髪の毛は大きく分けると3つの部分から出来ています。
・1つ目は一番外側のキューティクル
・2つ目は中間部のコルテックス
・3つ目は中心部にあるメデュラ
髪の毛は化学的な構成成分は、大部分がタンパク質と言われており、残りは脂質、メラニン色素などで出来ており毛髪のタンパク質は、シスチンというアミノ酸が多いのが特徴と言われています。
⭐️髪は、キューティクル、コルテックス、メデュラで出来ている!!
髪の毛は大きく分けると3つの部分から出来ています。
・1つ目は一番外側のキューティクル
・2つ目は中間部のコルテックス
・3つ目は中心部にあるメデュラ
髪の毛は化学的な構成成分は、大部分がタンパク質と言われており、残りは脂質、メラニン色素などで出来ており毛髪のタンパク質は、シスチンというアミノ酸が多いのが特徴と言われています。
★キューティクル
半透明のうろこ状のものが平たく4～10枚重なっていて、髪の内部組織の水分やタンパク質が失われるのを防いだり、外部の刺激から髪を守るバリア機能の役割をしています。(個人差がありますが7～10枚程度で硬毛、3～5枚程度で軟毛になると言われています)
キューティクルは、濡れていると開いてしまう性質を持っています。キューティクルが開くと髪を保護する働きが機能しなくなり、毛髪に必要な水分や栄養分などが出てしまうので、濡れている時間はできる限り短い方が良いので出来る限り早めに乾かした方が髪の毛には良いでしょう。特にこすれることによって、欠けたりはがれたりして、毛先ほどキューティクル枚数が少なくなってしまいます。
※キューティクルが剥がれ落ちてしまうと、残念ながら再び元の健康な状態に復活させる方法がないです。 不健康な部分を切って、新しい健康な髪が生えてくるのを待つしかないので健康な髪の毛を保つには注意が必要です。
また、しっかりと守られた髪は潤いがあります。1枚1枚のキューティクルがキレイに整っているとちゃんとしたツヤのある髪になり、髪の健康だけでなく美しさを保つ役割も持ち併せているので、ケアすることをオススメします。
キューティクルとキューティクルの境界には細胞膜複合体(CMC）というものがあり、そこには脂質成分MEA（18-メチルエイコサン酸）というものが存在します。健常な髪は髪の毛表面を、このMEAがおおっています。
MEAが髪全体に占める割合はわずか0.1％未満しかありませんが、毛髪表面の摩擦を低減することにより、髪のツヤや手触りを左右して、まとまりをよくする働きがあります。
MEAは紫外線やヘアカラー（ブリーチ）で失われやすく、1回のヘアカラー処理で80％が失われるといわれています。そしてMEAはトリートメントなどに単純に配合するだけでは、毛髪表面に定着させることはできないので、こちらも注意が必要です。
⭐️コルテックス
コルテックスは髪の85～90％を占めており、繊維状の束とそれを取り巻く構造でできていて、この部分のタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響するので、とても大切な部分と言われています。
他にもコルテックスには、コルテックス細胞のほかにも、メラニン色素は主にこの部分に含まれていて、その種類と量によって、髪の色が決まります。
コルテックス細胞同士はCMCで接着されていて、1つのコルテックス細胞は「マクロフィブリル」と「間充物質(非ケラチンタンパク)」からできていると言われています。
⭐️メデュラ
髪の中心部にあるメデュラは、やわらかいタンパク質による網目状あるいは多孔質構造で、ダメージを受けると多孔質構造の割合が増加するようです。
キューティクルやコルテックスと比べて脂質に富んだ領域でもあるようです。
膨潤や収縮する際の緩衝スペースや、大きな空洞を有する動物の毛では断熱効果に役立っていると考えられています。そして不思議なことにメデュラは毛髪に必ず存在するわけでなく、その在り方も非常に多様性に富んでおり1本の毛髪においても、部分によってパターンは異なるようです。働きはよく分かっておらず現在も研究されているようです。
メデュラにはブラックメデュラとホワイトメデュラがあるようで白髪の場合ほとんどブラックメデュラが占めていたようです。
美しい髪にはキューティクルやコルテックスも重要ですが、深みのあるツヤや透明感を目指す上ではメデュラの状態も重要と言われております。
まとめ
★キューティクルは髪の毛の内側を守っていて濡れたりすると開いてしまうので、早めに乾かした方がよい!!
★コルテックスのタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響するので水分補給とタンパク質のある食事を心掛けるとよい
★メデュラは明るい髪色において、その髪の見た目に影響する
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